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丹波の肥沃な大地は「大地の恵み」を読んでいただくこととして、この豊かな大地でさえ、黒豆の栽培は難しいのです。丹波の黒豆は、他の類では考えられない程、実は大粒黒大豆でありますが、これほどになるには、多くの手間と時間が必要なのです。確かに栄養があって、良質の土であれば出来る、というのであれば苦労はしません。ここでは、昔ながらの農法で、必要以上に気を使って一つひとつ丹精を込めてつくっているのです。自然のままに...実は自然と共にだから、現在では難しいのかもしれませんね。
篠山地方では、粘土質の土壌と、昼夜の激しい温度差が好条件となって、古くから良質の黒大豆が栽培されてきました。粒の大きさ、つやは右にでるものがなく、煮上がり、味のよさは抜群です。
また、いくら煮ても皮がむけないのが特長です。
たんぱく質、脂肪をはじめ、ビタミンB1・B2など栄養価も豊富。
「畑の肉」と言われています。正月のお節料理にはじまり、年間を通じて利用されています。
兵庫県篠山市の川北は昔、水不足に再三悩まされたところでした。年貢の取り立てが厳しい中、「すべて水田にしてしまっては皆倒れちまう!」と村人が相談をし、考えたのが“坪掘り”と言われる、水田を掘りあげて畑にする方法でした。その畑に植えたのが黒豆だったのです。この黒豆は篠山藩主も「格別の味」と気に入り、以来川北の年貢米のうち10石は、黒豆で納められたそうです。