鍋谷萌子
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日本には数多くの食材があり、数多くの豆があります。今回はそのなかから「白花豆」を取り上げて、その読み方や特徴、活用方法などについて解説していきます。
白花豆の読み方とその特徴

白花豆は、そのままシンプルに「しろはなまめ」と呼びます。マメ類の種類のうちの一種で、北海道でよく栽培されています。べにばないんげんからとられるもので、古くから人々に愛されてきました。
江戸時代から日本で育てられていたのですが、食べられるようになったのは大正時代になってからです。名前から分かるように、白花豆は美しい白い花をつけるため、もともとは料理用ではなく観賞用として楽しまれていました。なお、白花豆の元々の生まれ故郷、産地は、メキシコであり、そのあとスペインにわたり、さらにヨーロッパにわたり、やがて日本にも入ってきたと考えられています。
ちなみに、赤~黒い花からとられる豆として「黒花豆」があり、これは白花豆とよく対比して語られるものでもあります。
白花豆の栄養価と付き合い方
白花豆はほかのマメ同様、食物繊維に富む食べ物です。そのため、整腸効果を期待したい人にとって、心強い味方となるでしょう。また、たんぱく質なども豊富に含んでいるため、ダイエット中の人にとっても心強い味方となります。
なお、白花豆は、基本的には「粒がそろっていて、色がよく、ワレなどがないもの」を選びます。ただし日本で売られている白花豆は、商品化する段階である程度選別されているため、それほど神経質になる必要はないでしょう。
まだ料理前の「素材」のままの白花豆は、15度以下程度のところであれば長く保存できます。保存方法としては単純ですし、適切に保存すれば1年程度は問題なく食べられます。一度で使い切る必要はないので、ある程度大きいパウチで購入しても問題ないでしょう。
なお、調理済みの白花豆は、冷蔵庫で3日程度、長くても1週間程度を基準に食べ切るようにします。ちなみに調理済みの白花豆は冷凍で保存することも可能です。「調理はしたけれど、余ってしまいそう」という場合は、冷凍保存→食べる前に加熱処理 というやり方がよいでしょう。
白花豆の用途と活用法

ここからは、白花豆の用途・活用方法についてみていきましょう。
白花豆のもっとも一般的な料理方法として、「煮豆」があります。十分な水を含ませた後に、しょうゆや砂糖で煮ていく方法で、古くからいろいろなところでこの食べ方がされてきました。ちなみに白花豆は、非常に柔らかく、ほっくりとした食感を持ちますが、その分やや崩れやすいので、煮るときやかき混ぜるときは、静かに、慎重に行っていく必要があります。
また、白花豆は元々スペイン生まれの食材であるため、外国料理でもよく使われます。たとえば、白花豆と肉を煮込んだ料理や、白花豆とアサリを煮込んだ料理などがその代表例です。また、白花豆を使ったアジア料理もあります。トマトやオリーブオイル、レモン汁や白ワインビネガーなどとも相性がよく、日本料理における「白花豆の煮豆」とはまた違った味わいが楽しめるのもメリットだといえます。
これらの料理のレシピのなかには、「こんなに白花豆を入れるの?」と不安になるものもありますが、自己判断で量を減らすのではなく、必ず規定の量を入れるようにしてください。ほかの具材の旨味やスープを存分に吸い込んだ白花豆は、非常においしいものです。
なお、アンコの原材料としてもっとも有名なのは下記で取り上げる小豆ですが、白花豆もまた「白花豆のアンコ」などのようにして、アンコに使われることもあります。
白花豆だけじゃない!日本の食卓を彩る「豆」の世界

上でも少しお話しましたが、日本には白花豆以外にも多くの豆があります。最後に、それについて紹介していきます。
白いんげん豆
白花豆と同じく、白い色をしている豆です。また、両者は親戚関係にあたるものであるため、しばしば混同して取り上げられることがあります。ただし、白花豆は白いんげん豆に比べて大きく、味もやや淡泊で、食感も白いんげん豆よりもほっこりしているという違いがあります。
小豆
もっとも有名なマメのうちのひとつで、ササゲ属アズキ亜属に分類されるものです。アンコの原材料に使われたり、赤飯のメイン食材として使われたりします。また、かぼちゃとアズキを一緒に煮た「いとこ煮」の食材として使われたりもします。
白花豆とは明確に異なり、小さく、赤茶色の色を持ちます。
大豆
ダイズ属に所属する豆です。「大豆」というと一般的には黄色の肌のものを思い浮かぶかと思われますが、大豆には「青大豆」「黒大豆」と呼ばれるものもあります。
もっとも手に入れられやすい種類の豆ですが、その分類は多岐にわたり、それぞれでまったく異なる味・食感・香りを持っているのが特徴です。
機会があれば、さまざまな豆を一度に煮豆にして、食べ比べてみるのもよいでしょう。
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