鍋谷萌子
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「畑の肉」として知られている大豆は、その豊富な栄養で私たちの健康を支えてきてくれた食材です。時間経過とともに風味が変わること、幅広い料理に使えること、基本的には「煮ればOK」という調理方法の簡単さ、保存がきくことなどから、昔から農家はもちろん、それ以外の家庭でも長く食べられてきました。
ただこの「大豆」には数多くの種類があります。今回はそのなかから茶大豆を取り上げ、その特徴について解説していきます。
幻の豆?茶大豆の特徴と他の大豆との違い
茶大豆とは その名前の通り、茶色の色を持っている大豆です。外見は粒チョコやコーヒー豆にも似ています。なお赤褐色の色を持つ小豆とは本質的に違うものです。
茶大豆は非常に珍しい大豆です。たとえば、鹿児島県霧島市で育てられている茶大豆は、黄大豆と青大豆をかけあわせて作られています。青大豆自体が非常に珍しい大豆であるため、ここからも、茶大豆の希少さがうかがい知れます。
茶大豆は流通量がとても少ないため、現地以外でこの茶大豆を買おうとするならば、通販で取り寄せることになるでしょう。価格は、一般的な黄大豆の2倍程度の値段が相場です。ただ、500グラムで600円~1000円程度の値段であることが多いので、買えないほどに高価というわけではありません。
茶大豆とほかの大豆についての違いを見ていきましょう。
茶大豆はほかの大豆に比べて皮が非常に薄く、また柔らかいという特徴があります。大豆料理の基本に「煮豆」があり、茶大豆もまたこのかたちで食べられることが多いのですが、茶大豆の場合は鍋を煮立たせてしまうとその勢いで皮に亀裂が走ることさえあります。
また、茶大豆はいわゆる「豆臭さ」が非常に少ないという特徴があります。豆独特の臭さが少なく、豆が苦手な人でも抵抗感なく食べられるのが魅力です。特にペーストにしたり、お菓子に入れたりすると、豆の香りがほぼ分からなくなります。
見た目はそれほど良くはありませんが、甘味もあり、皮がひっかかることがなく、香りも少ないので、豆に苦手意識を持っている人でも食べやすいでしょう。
ほかの大豆との違いも見ていきましょう。
黄大豆
まずは黄大豆です。
流通量が少ない茶大豆とは異なり、黄大豆は、大豆のなかでもっとも有名なものです。「大豆」と単に言えばこの黄大豆を指すことが多いといえるでしょう。スーパーで簡単に買うことができ、安価で、扱いやすく、栄養価が高く、加工性にも優れています。
黒豆
お正月などによく食べられる黒豆は、その真っ黒な色が特徴の大豆です。
黒豆の代表といえば、かつて幕府にも献上された「丹波黒」が有名です。特にこの黒豆が熟しきる前に摘み取る「丹波黒豆枝豆」は解禁時期が定められていて、今も大切にされています。ただ、品種にこだわらないのであれば、入手難易度はそれほど高くはありません。
黒豆茶などにしても楽しめるものです。
初めてでも失敗しない!茶大豆の基本の茹で方のコツ
茶大豆のもっとも基本的な食べ方は、やはり「茹でる」です。
茶大豆は塩ゆでと非常に相性の良い大豆だといわれています。
茶大豆のおいしさを最大限に引き出したい場合は、「浸水」の工程を踏みます。
だいたい茶大豆100gに対して、600mlの水を用意するのが基本です。茶大豆を2回ほど洗った後に水につけ、一晩(8時間以上)置きます。
水をしっかり吸ったことを確認したのち、そのまま鍋に移して火をかけます。水が沸騰したら火を弱めて、塩を小さじ4分の3ほど入れて、40分間煮続けます。なお上で取り上げたように、茶大豆は皮が非常に柔らかく亀裂が入りやすいので、必ず弱火で煮込むようにしてください。
しっかり煮込んだら、茶大豆の塩ゆでが完成です。
なお、「少し固めの爽やかな食感で茶大豆を楽しみたい」という場合は、茹で時間を少し短くしてみてもよいでしょう。
毎日の食卓に彩りを。茶大豆の美味しさを引き出す定番レシピ

茶大豆は塩ゆでとして楽しまれることが多いものですが、それ以外にもおいしい食べ方があります。
たとえば、「豆ごはん」です。
甘味のある茶大豆をご飯のメイン具材として炊き込むもので、もっとも簡単です。
お米2.5合に対して、70g~80グラムの豆を入れて、塩を軽く振り、3合分の水を入れて、そのまま炊飯ボタンを押すだけです。浸水しなくても作ることができるので(※浸水した豆を使うレシピもあります)、非常に簡単です。また、炊飯器に調理をお任せできるので、鍋の側についている必要もありません。
唯一の注意点は、「早炊きをしない」ということです。
ほかにも、茶大豆には楽しみはさまざまな食べ方があります。たとえば、茶大豆をカリっと揚げて、しょうゆやみりんで楽しむ甘辛揚げなどは、ビールに非常に合う肴として大活躍します。これは、揚げる油やトッピングを変えるとまた違った表情を見せるので、いろいろな組み合わせを楽しんでみるとよいでしょう。
また、茹でた茶大豆をサラダの具材として使うのもよいものです。ミニトマトや、洋の食材であるチーズともよく合います。肉の煮込み料理の名わき役としても活躍させられるでしょう。
茶大豆に黄大豆、黒大豆に青大豆、赤大豆……日本にはさまざまな大豆があります。それぞれ風味も違うので、食べ比べてみて、自分の好きなものを選んでくださいね。
私たち丹波篠山いのうえ黒豆農園では、黒豆の王とも評される丹波黒を扱っています▶https://www.kuromame.co.jp/i/0608
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