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実家や義実家にお中元は必要?贈る時の金額の相場はいくら?

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。

夏になると、「お中元」を意識する人も多いのではないでしょうか。ここではこの「お中元」を取り上げて、「お中元の意味とは何か」「実家や義実家にお中元を贈る必要はあるのか」「お中元の金額や、贈る時期はいつか」「お中元のときに選びたい品物とは」について解説していきます。

お中元は、もともとは中国の歴史に端を発している

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日本に根付いている季節の行事である「お中元」は、もともとは中国からその歴史が始まっています。

インドで生まれて中国に伝わり、そして中国から日本に伝わったもののうちのひとつとして「仏教」がありますが、この仏教のなかの行事として「盂蘭盆会(うらぼんえ)」があります。これは、お釈迦様の弟子のうちの1人のエピソードと密接に関係しています。

母親が地獄で苦しんでいることを知ったお釈迦様の弟子は、なんとかして母親を救えないかとお釈迦様に相談をしました。そうしたところ、お釈迦様は「修行を終えた僧侶が集まった席で、彼らにごちそうを振る舞いなさい」とアドバイスをしました。そのアドバイスに従ったところ、母親が救われて極楽に旅立つことができたとされています。

この盂蘭盆会は、中国の旧暦の7月15日(この時期が「中元」と呼ばれていました)とやがて結び付けられ、日本に伝わり、現在のような「お中元」のかたちに変化していったと考えられています。

現在の「お中元」は、お歳暮と同様、「普段お世話になっている人に対して、感謝の心を示すために何かのギフトを渡すもの」ととらえられています。なお現在はお中元は郵送というかたちでお送りするのが一般的になりつつありますが、本来ならば直接顔を合わせて渡すのがもっとも正式なマナーであるとされています。新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もまだ残っているため、「絶対に訪問のうえで渡さなければならない」とは決していえませんが、もし受け取る側と贈る側の住んでいる場所が近く、スケジュールを調整できるようならば、直接会ってお渡ししてもよいでしょう。

なお、お中元は上記のような性質を持つため、実家や義実家に贈ってももちろん構いません。お中元を贈る相手として真っ先に思い浮かぶのは「会社の上司」「取引先」などかもしれませんが、普段お世話になっている(あるいは遠方に住んでいてなかなか挨拶をする機会がない)実家や義実家にお中元を寄せれば、きっと喜んでもらえることでしょう。

また現在は、「『お中元』というほど堅苦しいものではないけれど、金額を決めて友人同士でやりとりをする」といったスタイルをとる人も見られるようになりました。

お中元の相場は、3000円~5000円程度

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ここからは、お中元のマナーについて紹介していきます。

まず、お中元に贈るものの相場は、3000円~5000円程度とされています。取引先などに贈るときは5000円程度が望ましく、友人などに贈る場合は3000円程度が望ましいとされていますが、「この金額ぴったり」で贈る必要はありません。そのため、「どの立場の人に贈る場合であっても、この金額帯にあてはまるのならば問題はない」と考えて差し支えがないでしょう。

お中元を贈る季節は、地域によって多少異なります。「旧暦の考えに従うか、それとも新暦の考えに従うか」で贈る季節が変わってくるからです。たとえば東日本では7月の上旬~15日までに贈るようにするのがマナーとされていますが、西日本の場合は7月の中旬~8月15日までに贈れば良いとされています。もっともこのあたりはそれほど厳密なものではありませんから、各々の家庭の考え方で調整しても失礼にはならないでしょう。

お中元に贈るものとしてよく選ばれるのは、やはり「食べ物」です。食べ物はキエモノの代表例ですし、普段なかなか食べる機会のない上質なものを楽しめるということで受け取り手側にとても喜ばれます。

なお「食べ物」と一口に言ってもその種類は非常に豊富ですが、アイスクリームなどの季節物の氷菓や、この季節にとれる食べ物、また精がつくといわれているウナギ、縁起の良い食べ物などもよく選ばれています。ちなみに、現在ではお中元の至適品のひとつとして数えられるようになったビールは、家庭用冷蔵庫が普及しはじめた1965年ごろからよく選ばれるようになりました。

丹波篠山いのうえ黒豆農園でも、お中元にぴったりの品物を扱っています。上では「縁起の良い食べ物もよく選ばれている」としましたが、そのなかでも「そうめん」は非常に人気が高いものです。これは「ご縁が長く続きますように」「長生きができますように」という意味を持っているものであり、慶事の際によく選ばれる食べ物です。また、黒豆はそれ自体が「まめまめしく働ける」という意味を持っています。

つまり、黒豆を使ったそうめんは二重の意味で縁起がよいわけです。

丹波篠山いのうえ黒豆農園の、縁起が良くお中元にぴったりの「黒豆手延べ素麺(化粧箱入り)」はこちらからどうぞ▶https://www.kuromame.co.jp/i/1509

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。