「黒豆」というと、多くの人が「お正月に食べる黒豆」を想像するのではないでしょうか。
しかし実際には、それ以外にもたくさんの「黒豆を使った商品」が販売されています。
それについて見ていきましょう。
うどんやソバもある! 黒豆を使ったおかずや主食

ざるもよし!かけもよし!黒豆生うどん(3食入・だし付・生麺)
「黒豆」というと、多くの人がお正月に食べるあの「豆」を想像します。しかし黒豆の活躍の幅は、それだけにとどまりません。
意外な利用方法としてとりあげたいのが、「うどん」「ソバ」などです。これは、黒豆の粉を引いて、そこに小麦粉などをあわせて作り上げた麺類であり、黒豆の甘味が少し感じられる品だとされています。
「黒豆は、好きだけれども食べているうちに飽きてしまう」「いつもと違う黒豆料理が食べたい」という人におすすめです。
また、実は黒豆は「佃煮」にもなります。コンブと黒豆をあわせて佃煮にした商品は、ご飯などにもよく合うと評判です。これもちょっと変わった黒豆の利用方法だといえるでしょう。贈答品としてもご利用いただけます。
それ以外にも、黒豆を使った味噌も開発しています。黒豆の皮に含まれているポリフェノールまでを利用してつくられる味噌は、コクと深みのある味わいをたたえるようになります。
「黒豆の味噌」といっても、特別な調理などは必要ありません。そのまま普通の味噌と同じように、味噌汁などに使えるようになっています。
もはや定番?! 黒豆を使った飲み物について

黒豆茶 ティーバッグタイプ(10gX10包)
「黒豆を使った飲み物」は、比較的よく知られています。特に「お茶」が人気です。
黒豆茶とよばれるこれは、ノンカフェインでノンカロリーです。カフェインに弱い人やカロリーが気になる人でも安心して飲みやすいのが特徴です。
温めて飲むやり方もありますが、実は冷やした状態でも飲むことができます。ティーパックタイプならば面倒もなく、いつでも飲みたいときにすぐに飲むことができるでしょう。まずは小容量のものから試していくと失敗がありません。
さて、「黒豆を使った飲み物」というと、やはり上で挙げた「黒豆茶」が有名ですが、黒豆ハーブティーと呼ばれるものも出ています。コラーゲンを配合して作られたハーブティーで、これもノンカロリーでノンカフェインです。紅茶党の人はこれを利用しても良いですね。また、黒豆茶とコラーゲン黒豆ハーブティーの両方を用意しておき、そのときの気分で入れ分ける……というのも、なかなか悪くないものです。
黒豆を使ったお菓子は2つに分けられる

丹波黒豆ケーキ(プレーン)
「黒豆を使ってお菓子を作ること」は、それほど珍しいことではありません。ただ、黒豆を使ったお菓子は、大きく2つに分けられます。
まず1つめは、「黒豆を加工して、ケーキなどに混ぜ入れたもの」。
もう1つは、「黒豆自体のかたちがそのまま残っており、そこになんらかの手を加えたもの」です。
1つめは、黒豆の持つ優しい甘さやほっこりとした味わいを、お菓子作りに生かしたものです。黒豆が少し苦手なお子さんなどでも食べやすく、贈答品としても活躍してくれます。健康的なお菓子として、人の家にお呼ばれしたときなどに持っていくのもよいでしょう。また、職場で多くの人にお菓子を配る機会があったときなどには、まとめ買いをすることもできます。
冷やして食べても常温で食べてもおいしいものも多く、さまざまな楽しみ方ができるのもメリットです。
もう1つの、「黒豆自体のかたちがそのまま残っており、そこになんらかの手を加えたもの」についても見ていきましょう。
たとえば黒豆に、きなこをまぶしたり、黒豆を甘納豆に仕立てたりしたものです。
ケーキとは異なり、黒豆本来の味をそのまま生かして食べることができるのがもっとも大きな特徴です。黒豆のほっこりした味わいと、たしかな咬み心地、優しい甘味が生きるのがこのタイプの商品の魅力だといえます。
甘みが強く濃厚であり、後も引きますが、べたつかない甘さを誇る「黒豆絞り納豆」は、ぜひ一度は食べていただきたい一品です。お茶請けに最適なお菓子で、甘納豆がそれほど好きではなかった人間が、手元から離せなくなるほどのおいしさです。
やわらかくしかししっかりとした咬み心地、しっとりとしていながらも歯にまとわりつくことのない絶妙の弾力、上品で優しく、後をひくのにべったりとはしていない甘さ、後をひく濃厚さをもっていながらもしつこすぎない味わいは、甘納豆などの「豆の加工品」が苦手な人にこそ試してもらいたいものです。
なお、黒豆絞り納豆の場合、高温多湿のところに置いておくと砂糖が溶けてしまって本来の味わいではなくなるので要注意です。もっとも、これはこれでしっとりとしたおいしさにはなります。

https://www.kuromame.co.jp/i/0630
【ワケあり・130g入】お徳用黒豆絞り
このように、黒豆を使った商品は数多くあります。黒豆はお正月にだけ食べるものではなく、一年を通して楽しむことができるものに変化したのです。
自分自身のお気に入りの「黒豆商品」を、ぜひ探してみてくださいね。
鍋谷萌子
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