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丹波黒豆と丹波種黒豆は違うの?最高級黒豆には変わりない?

丹波黒豆と丹波種黒豆は違うの?最高級黒豆には変わりない?

日本語には、かなり紛らわしく、違いがわかりにくいものもあります。

今回はそのなかから、「丹波黒豆」と「丹波種黒豆」についてとりあげます。

丹波黒豆は一般的に兵庫県で作られるもの、丹波種黒豆は生産地を限定しないもの

丹波黒豆は一般的に兵庫県で作られるもの、丹波種黒豆は生産地を限定しないもの

「丹波の黒豆」は、黒豆のなかでももっとも有名なもののうちのひとつです。お正月のおせち料理によく使われているものですが、一般的な黒豆とは一線を画す黒豆として扱われています。

ふっくらとした舌ざわり、一般的な黒豆に比べてずっと大きく食べ応えのある粒、つややかで美しいきらめきを放つ外見、ゆでてもまたお菓子などに入れても飛ぶことのない豊かな香りなど、ほめる言葉には事欠きません。一種の憧れのブランドともいえる丹波の黒豆は、昔から多くの人に愛されてきました。

ただ、よく見ると、「丹波黒豆」とされているものと、「丹波種黒豆」とされているものがあることに気づくはずです。

この違いを知るためには、「丹波種黒豆」の方の特徴を知るとよいでしょう。

丹波の黒豆は、非常に品質がよく、上等なものです。兵庫県~京都府(当時の丹波)で育てられた黒豆は、時代の将軍にまで献上される一級品であり、非常に高い名声を獲得していました。

このようにして「上等な丹波の黒豆」に注目が集まるようになると、多くの人が「丹波の黒豆を育てたい」と考えるようになります。その結果として、丹波の黒豆がほかの地域にも広まっていきました。

他の都道府県に広まっていった丹波の黒豆は、「丹波を由来とする黒豆である」として、「丹波種黒豆」という名称がつけられたと考えられています。「丹波黒豆」がひとつのブランドと化していたので、そのブランドの流れをくむものとして「丹波種黒豆」という呼び方がとられたのだと推測されます。

このような特色を持つため、「丹波種黒豆」は必ずしも「丹波の黒豆」である必要はありません。実際、「岡山で育てられた丹波種黒豆」などもあります。また、意外なことのように思われるかもしれませんが、「中国で育てられた丹波種黒豆」などもあります。多くの偉人の注目を集め、海外にまで羽ばたいていった「丹波の黒豆」だからこそ、「丹波種黒豆」という名称が使われるようになったと考えられます。

なお、「丹波黒豆」と「種」という文字抜きで語られる場合は、そのまま「兵庫県の黒豆」を指すのが一般的です。丹波町は兵庫~京都の県境にあった町でもあるため、京都で作られている丹波の黒豆もまた「丹波黒豆」とされることがあります。ただ、京都の丹波の黒豆については、「京丹波」などのような言い回しがとられることもよくあります。

丹波種黒豆と丹波黒豆は違うものなのか?

丹波種黒豆と丹波黒豆は違うものなのか?

このような解説を読むと、「丹波種黒豆と丹波黒豆は明確に分けられているのだ」「一緒にしてはいけないものなのだ」と考える人もいるかもしれません。

しかし実は、「海外・あるいは丹波(兵庫~京都)で作られた丹波黒豆以外は、すべて丹波種黒豆と名乗らなければならない」という決まりがあるわけではありません。意識して使い分けているであろうと推測されるお店もありますが、なかには、他の都道府県で作られたものでも「丹波黒」「丹波黒豆」と表記して売られることもあります。このため、「丹波種黒豆=丹波(兵庫~京都)以外で作られた黒豆」「丹波黒豆=兵庫~京都で作られた黒豆」と断定することもできないのです。

ただここではわかりやすくするために、「兵庫~京都で育てられた丹波の黒豆=丹波黒豆」、「それ以外のところで作られた丹波の黒豆=丹波種黒豆」として解説していきます。

さて、丹波黒豆と丹波種黒豆の味の違いですが、この2つを比較するのはなかなか難しいものです。なぜなら、それぞれの生産者や豆の状態によって味わいが異なってくるからです。

ただ、一般的に、丹波種黒豆における誉め言葉として「丹波黒豆に劣らない」「丹波篠山の黒豆に似ている」という言い回しがよく使われます。また、あくまでユーザー様の意見ではありますが、「丹波種黒豆よりも丹波黒豆の方が粒が大きく、味わいも良い」とされることが多いといえます。また、なかには、「粒の形や大きさ、美しさは丹波黒豆に劣る。しかし栄養価や味的には同等程度の丹波種黒豆である」として打ち出しているお店もあります。

このように考えてみれば、「丹波黒豆の方が、丹波種黒豆に比べて味わいがよく、粒がそろっている傾向にある」とはいえるでしょう。

もっとも、丹波種黒豆の場合、丹波黒豆に比べてリーズナブルであり、買い求めやすいというメリットもあります。丹波黒豆と丹波種黒豆のどちらかだけが優れておりどちらかだけが劣っている、ということはありません。どのようなシチュエーションで、どのような楽しみ方をしたいかによって、丹波黒豆を選ぶべきか丹波種黒豆を選ぶべきかが変わってくるのです。

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。