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丹波黒豆枝豆の枝付きの鮮度はどれくらい? 保管方法は?

丹波黒豆枝豆の枝付きの鮮度はどれくらい?保管方法は?

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。

この季節になると枝豆を食べたいと思う人も多いのではないでしょうか。
ビールと枝豆の組み合わせが夏の楽しみであるという声はよく聞こえてきます。
そんな人のために、ここでは「枝付き丹波黒豆枝豆」の鮮度が保てる期間と、その保管方法をお伝えします。

枝付き丹波黒豆枝豆ってどんなもの?

枝付き丹波黒豆枝豆ってどんなもの?

https://pixabay.com/ja/
画像引用:Pixabay

枝付き丹波黒豆枝豆は、名前の通り、「枝の付いた丹波の黒豆の枝豆」を記す言葉です。
ただこれについては少し解説が必要かと思われます。

黒豆のなかのひとつとして、「丹波の黒豆」があります。これはお正月のおせち料理などによく用いられる、非常に品質の良い黒豆です。一般的な黒豆に比べて粒が大きく、香りが高く、むっちりもっちりとした食感を誇り、滋味深く、余韻が長く続くおいしさを誇るもので、かつては権力者への貢ぎ物としても利用されてきたものです。

このような背景を持つ「丹波の黒豆」ですが、実はこれはおせち料理のシーズンにだけしか楽しめないものではありません。「枝豆」としても食べることができます。

枝付き丹波黒豆枝豆とは、おせち料理で使われることの多い「丹波の黒豆」の完熟前に摘み取ったものです。「丹波の黒豆」という言葉から、枝付き丹波黒豆枝豆の状態でも真っ黒のものを想像しがちですが、枝付き丹波黒豆枝豆の場合は完熟前ということもあり、10月中旬までは一般的な緑色をしています。10月下旬になるころには豆は赤色っぽい色に変わっていきます。

一般的な枝豆も非常においしいものですが、そもそもの質に差があるということもあり、枝付き丹波黒豆枝豆は一般的な枝豆よりもはるかにおいしく、独特のうま味を持つものとして評価されています。
一度枝付き丹波黒豆枝豆を食べるとファンになる人も非常に多く、毎年お買い求めになる人も多いものだといえます。

枝付き丹波黒豆枝豆は、たしかにおせちに使われる「丹波の黒豆」に比べると知名度は落ちるかもしれません。
しかし特定のシーズンにだけしか味わえない貴重品である枝付き丹波黒豆枝豆は、一度は味わっていただきたいものです。

枝付き丹波黒豆枝豆のシーズンと保管期間、そして鮮度を落とさないための保管方法

枝付き丹波黒豆枝豆のシーズンと保管期間、そして鮮度を落とさないための保管方法

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画像引用:Pixabay

ここからはより細かく、「枝付き丹波黒豆枝豆の特徴」について解説していきましょう。

枝付き丹波黒豆枝豆の旬の時期は、10月初旬~10月下旬までという極めて限られた時期です。
一般的な枝豆の旬が6月~9月であることを考えれば、いかに短いかが分かるでしょう。
また一般的な枝豆は夏を旬の時期としますが、枝付き丹波黒豆枝豆は秋が深まってくる時期にかけて旬となります。

もともと「枝付き丹波黒豆枝豆」は「丹波の」黒豆ですから、地方による差はほとんどみられません(※現在は「丹波生まれの黒豆だが、ほかの地方で育てられたもの」として「中国産丹波黒大豆」などが取り上げられることもありますが、ここでは除外します)。
そのため枝付き丹波黒豆枝豆を打ち出す時期は、それがかつての丹波国(現在の兵庫県や京都府)にある企業であるならば、ほとんど変わりません。多くの丹波黒豆を扱う企業が、この時期に一斉に枝付き丹波黒豆枝豆を売り出すことになります。

枝付き丹波黒豆枝豆に限ったことではありませんが、一部の特定の野菜(や栽培方法)を除き、野菜は「摘み取った瞬間から劣化する」という特性を有します。枝付き丹波黒豆枝豆の場合もこの傾向が見られます。
20度程度の常温でかつ無包装の場合は、1日経つごとに急速に風味・食味が劣化していきます。こうなってしまっては、せっかくの枝付き丹波黒豆枝豆も台無しになってしまいます。

このようなことをふまえて、現在の枝付き丹波黒豆枝豆は収穫から2日程度以内をめどにお客様の手元に届くように調整されていることが多いといえます。
またお手元に届いたらすぐに食べていただくのが理想ですが、そうではない場合は適切な手順で保存することが求められます。

以前書きの記事で紹介したように「茹でて保管する」という方法を選んでも良いのですが、
保存フィルムに包んで、低温(5℃~15℃)で保管するのも良いでしょう。こうすることで、味の低下速度を著しく落とすことができます。一般的にこの方法を使った場合、11日間程度は食味が維持できるとされています。
なおここで使用するフィルムは「P-プラス」などがひとつの例です。これらは業務用のように思えますが、実際には個人で購入することもできます。

「おいしい枝付き丹波黒豆枝豆を長く楽しみたい」「人にお渡しするので、鮮度の良い状態を維持したい」という人は、このような対策を講じてみてください。

丹波篠山いのうえ黒豆農園でも、枝付き丹波黒豆枝豆のご予約(2021年度)を開始しました!
【ご予約商品】丹波黒豆枝豆【枝付き】約1㎏×3束(2021年10月下旬~下旬のお届け)のご購入はこちらからどうぞ!(枝なしバージョンもあります)
https://www.kuromame.co.jp/i/1701

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