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丹波黒大豆と黒大豆との違いは?味や価格、特徴を徹底比較

丹波黒大豆と黒大豆との違いは?味や価格、特徴を徹底比較

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。

お正月の定番ラインアップである「丹波黒大豆」は、非常に人気の高いものです。甘くに含まれた丹波黒大豆は、私たちの口を楽しませてくれます。また、丹波黒大豆は「まめまめしく働く」という意味を持つ縁起物でもあります。

ただ、この「丹波黒大豆」ですが、これと似た言葉として「黒大豆」があることをご存じでしょうか。

今回は、混同しやすいこの2つの言葉の違いについて解説していきます。

「丹波黒大豆」と「黒大豆」は基本的には同じもの

「丹波黒大豆」と「黒大豆」は基本的には同じもの

「黒大豆」は、「黒豆」の別名です。また、「ぶどう豆」と呼ばれることもあります。丹波黒大豆も当然「黒豆」に分類されるものですから、この意味では、この2つは同じものだといえます。丹波黒大豆は「黒豆(黒大豆)」というカテゴリーの中に属しますし、実際に丹波黒大豆も「黒豆」と呼ばれることもあります。

しかし、「丹波黒大豆はあくまで、丹波黒だけを指す言葉だ。黒大豆、と呼べるのは丹波黒大豆だけだ」として使われることもあります。丹波黒とは、その名前の通り、丹波地方(兵庫県)で作られたものであり、一般的な黒豆とは形もおいしさも値段も違います。このため、「丹波黒大豆とは丹波地方で作られたものであり、これこそをが『黒大豆』と呼べる。ほかの黒豆はあくまで『黒豆』であって、『黒大豆』ではない」とする考え方が出てきたのです。この考え方によれば、

丹波黒大豆(黒大豆)>一般的な黒豆、ということになります。

また、この話をするためには、「丹波黒大豆」と「丹波種黒大豆の違い」についてもとりあげなければなりません。

丹波黒大豆とは、丹波地方で作られる大変美しい黒豆をいいます。献上品としても使われた丹波黒大豆ですが、その美しさ・そのおいしさから、ほかの地方でもこの丹波黒大豆を作りたいという人が増えてきました。

この結果、丹波黒大豆は丹波地方以外でも育てられるようになりました。

現在は、「丹波地方で作られた丹波黒大豆を『丹波黒大豆』と呼ぶ。ほかの地方で作られた丹波黒大豆は、『丹波種黒豆』と呼ぶ」という考え方が出てきました。このため、「丹波黒大豆」と「丹波種黒豆」はしばしば区別されます。現在は中国などでも、丹波種黒豆が育てられています。

ただ、「丹波黒大豆」と「黒大豆」「黒豆」、あるいは「丹波黒大豆」と「丹波種黒大豆」の使い分けは、非常に微妙なものです。法律などで明確に決められているものではありません。

そのため考え方には諸説が出てきますし、「どこの地方で作られても、どんな品種でも、黒大豆は黒大豆」「ほかの地方で育てても、丹波黒大豆は丹波黒大豆だ」と考える人もいます。このため、このあたりには明確な違いや気息性を見出すことは困難です。

「自分の買おうと思っているものは、あくまで丹波で育てられた上質な黒豆である」ということであれば、安心できるサイトやお店を探して購入するのがよいでしょう。

丹波黒大豆と一般的な大豆の違い

丹波黒大豆と一般的な大豆の違い

ここからは、丹波黒大豆と一般的な黒豆の違いを、

  • 特徴
  • 価格

で比較して語っていきます。

丹波黒大豆は、大豆に比べて味が非常に濃く、濃厚で、うま味が強いのが特徴です。ほっくりとした味わいで、口の中に豆の味が広がります。

また、食べ物においては「香り」も重要な要素ですが、丹波黒大豆の場合、煮込んでもこの黒豆の香りが消えません。お菓子に加工しても香りは残り続け、豆本来の香りや味を存分に楽しむことができます。

特徴

ほかの黒豆に比べて、大きさがまったく違います。一般的な黒豆は30グラム程度ですが、丹波黒大豆の場合は90グラム程度もあります。

丹波黒大豆は、収穫されるまでにかかる日数が、ほかの黒豆とまったく異なります。一般的な黒豆は70日前後で収穫に至るのに対して、丹波黒大豆の場合は100日もかかります。

加えて、丹波黒大豆は、ほかの黒豆にくらべてシワがなく、美しく煮上がるのも特徴です。

このようなことから、丹波黒大豆は、お正月の料理や贈り物に選ばれるようになったのです。

価格の違い

味と見た目の美しさ、香りがそろった丹波黒大豆は、それ以外の黒豆とは値段も大きく異なります。

商品によって違いはありますが、丹波黒大豆の方がほかの黒豆よりも7倍近く高値がつけられていることもよくあります。逆に、それほどの高値で売られても、丹波黒大豆は「買われる」ものだということです。

ただ、「安い黒豆が悪い」ということではありません。味や見た目、大きさでは丹波黒大豆の方が優れていますが、日常使いには一般的な黒豆を使い、特別な日や人に贈るときだけ丹波黒大豆を使う……という使い方をしても良いからです(もちろん、グルメな人には、丹波黒大豆を日常使いすることをおすすめします)。

丹波黒大豆は、いろいろな意味で「特別な」黒豆だといえます。

一般的な黒豆との違いも鮮やかに感じられる丹波黒大豆、一度試してみてはいかがでしょうか。

出典:

https://www.odagaki.co.jp/mm/tanbaguro.html

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。