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丹波黒豆枝豆はいつから買える?出荷目処は10月なのは何故?

丹波黒豆枝豆はいつから買える?出荷目処は10月なのは何故?

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。

「秋の味覚」というと、あなたは何を思い浮かべるでしょうか。
さつまいもでしょうか、かぼちゃでしょうか、サンマや秋サケを思い浮かべる人もいるかもいるかもしれません。
そのなかに、今日から「丹波黒豆枝豆」を入れてみてください。

秋の味覚、「丹波黒豆枝豆」について

秋の味覚、「丹波黒豆枝豆」について

https://pixabay.com/ja/

画像引用:Pixabay

「枝豆が秋の味覚である」と聞くと、不思議に思う人もいるかもしれません。
ホームページや業者によって多少異なりますが、一般的に枝豆の旬の時期といえば夏ごろ、特に6月から9月くらいであるとされることが多いからです。

もちろんこのデータも間違いではありません。
一般的な枝豆は夏が旬であり、その時期にもっともおいしくなります。現在は一年中、季節を問わずに食べることもできるようになってきましたが、枝豆の旬はやはり夏です。夏、クーラーのきいた部屋でビールと一緒に枝豆を楽しむ……という光景は、非常によくみられるものです。

しかし、枝豆のなかでも「丹波黒豆枝豆」の旬は、10月の初旬~10月の下旬くらいに訪れます。
一般的な枝豆と丹波黒豆枝豆では、旬の時期が大きく異なるのです。

丹波黒豆枝豆は、ほかの枝豆よりもずっと遅い時期に旬を迎えます。
一般的な枝豆とは異なり、その実が非常に大きく、一粒ひとつぶの存在感が段違いなのが丹波黒豆枝豆の特徴です。
丹波黒豆枝豆とは、お正月料理に入れられる「黒豆」の最高品種として名高い「丹波の黒豆」の成長過程の姿を指すものです。あの黒い「丹波の黒豆」は、丹波黒豆枝豆の完熟した姿なのです。「丹波の黒豆」になる前に摘み取られたものが「丹波黒豆枝豆」とされ、市場に出回ることになります。
丹波の黒豆自体が一般的な黒豆とはまったく異なる味わい・大きさ・美しさ・香り高さを持つわけですから、その成長段階にある丹波黒豆枝豆もまた、一般的な枝豆とは隔絶されたおいしさを誇ります。香り高く、味わいがよく、粒が大きく美しいその姿は、旬の時期をじっくり待つ値のあるものだといえるでしょう。

丹波黒豆枝豆が10月以前に販売されない、その理由について

丹波黒豆枝豆が10月以前に販売されない、その理由について

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画像引用:Pixabay

丹波篠山いのうえ農園でも丹波黒豆枝豆を扱っていて、その販売期間を10月中旬~10月下旬までとしています(※詳しくは後述しますが、丹波篠山いのうえ農園の丹波黒豆枝豆は、完全予約制です)。
丹波黒豆枝豆を扱う丹波(京都・兵庫)のほかの業者さんも、同じくらいの時期に販売を開始するはずです。ある程度販売期間を長く設けている業者さんであったとしても、「10月初めから10月終わり」までしか丹波黒豆枝豆を取り扱っていないことでしょう。一般的な丹波黒豆枝豆が9月に出回ることはありません。

これには実は明確な理由があります。

丹波黒豆枝豆は非常に人気が高い食べ物であるため、かつては儲け主義のために旬の時期を外したものであっても「丹波黒豆枝豆です」の看板の下に市場に流されていたという時代がありました。現在の「丹波黒豆枝豆」からは想像もつかないほど未成熟でおいしくない丹波黒豆枝豆が出回っていたわけです。
このような状態が続いたため、丹波黒豆枝豆に対して「これくらいの味しかしないのであれば、丹波黒豆枝豆を買う意味がない」と考えるお客様も当然出てきました。結果的に、丹波黒豆枝豆の評判が落ちてしまったわけです。

このような状況を重くみた篠山市では、「丹波黒豆枝豆の解禁日」を定めることにしました。そして毎年その「丹波黒豆枝豆の解禁日」が来るまでは、一般的な丹波黒豆枝豆は販売してはいけないとされたのです。

この「丹波黒豆枝豆の解禁日」は年によって異なります。そのため、一定ではありません。ただ現在は10月5日前後に設定されることが多いといえます。なお2020年の丹波黒豆枝豆の解禁日は10月5日でした。

解禁日を待ってから販売されるため、丹波黒豆枝豆の多くは10月頃から販売されることになります。また解禁日を迎えてから販売されるという特性上、予約制を導入しているお店も多く見られます。丹波黒豆枝豆は旬の時期が短いのですが、丹波黒豆枝豆自体の消費期限も非常に短いため、予約を先に受けておき収穫次第お送りする……というスタイルをとるやり方が向いているというのも、このような「予約制」と相性が良い理由です。

丹波篠山いのうえ農園でも、例にもれず、この「予約制」で丹波黒豆枝豆を販売しています。
2021年の丹波黒豆枝豆の予約受付はすでに始まっていて、送付は10月中旬~10月下旬を予定しています。
1年のうちで、丹波黒豆枝豆を味わえることができる期間はわずか1か月たらずです。とっておきの「秋の味覚」を、ぜひこの機会にご賞味ください。

より鮮度が保ちやすく、旬のおいしさを存分に楽しむことができる「枝付き丹波黒豆枝豆」はこちらからどうぞ▶https://www.kuromame.co.jp/i/1701

枝の処理をする必要がなく、簡単に調理できるうえに少し価格も安い「枝なし丹波黒豆枝豆」はこちらからどうぞ▶https://www.kuromame.co.jp/i/1708

https://edamame.sasayama.jp/tp170817.html
https://www.sasayamaya.ne.jp/edamame/

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