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黒豆茶と腎臓の関係は? 飲み過ぎでも大丈夫?

黒豆茶と腎臓の関係は? 飲み過ぎでも大丈夫?

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。

多くの人にとって、「お茶」は毎日飲むものでしょう。一般的なお茶ももちろんおいしく有用なものなのですが、そのお茶を「黒豆茶」に変更するのもおすすめです。ここでは黒豆茶の性質に触れ、特に「腎臓」との関わりについて解説していきます。

黒豆茶ってどんなもの?

黒豆茶ってどんなもの?

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画像引用:Pixabay

「黒豆茶」と一口にいっても、商品によってその特性は異なります。ただ、一般的には、「黒豆だけを原材料としているお茶」だと考えればよいでしょう。
なおここでは特に記述しない限りは、今後取り上げる「黒豆茶」は丹波篠山いのうえ黒豆農園の黒豆茶のことだと考えてください。

黒豆はダイズの一種です。その黒豆を遠赤外線などで中にまで火を通し、黒豆の風味を引き出します。それを使って作り出す黒豆茶は、豊かな香りと独特のうま味を持つ味わいに仕上がります。

なお、特に「丹波の黒豆茶」と言われるものは、丹波種の黒豆を作って作られたお茶を指すことが多いといえます。丹波の黒豆は、黒豆のなかでも最高級品に位置するものであり、一般的な黒豆とは姿も味も香りも異なります。丹波の黒豆は一般の黒豆に比べて実が非常に大きく、つややかな外見を持ちます。その特徴から、「ブドウ豆」と呼ばれることもあります(ただし、「ブドウ豆」は、ほかにも「煮た豆のこと」「そもそも黒豆全般をブドウ豆と呼ぶ」などの解釈があります)。
また丹波の黒豆は、豊かなうま味と滋味を持ち、しっかりとした食べ応えを誇ります。香りもすばらしく、料理などに入れても損なわれることがありません。

このような特徴を持つことから、丹波の黒豆は昔から貴人にも愛されてきました。「特別な黒豆」から作られる丹波の黒豆茶もまた、同じように「特別な」味わいを持ちます。

医師も黒豆茶に注目!その働きって?

医師も黒豆茶に注目! その働きって?

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「飲んでおいしい」黒豆茶ですが、この黒豆茶には体に良い影響を与える作用があるとみる医師もいます。

黒豆には、ポリフェノールがよく含まれています。このポリフェノールは強い抗酸化作用を持ち、中性脂肪などにアプローチする力があるとされています。また、メタボリックシンドロームへの対策として有用だ、として取り上げられることもあります。
ポリフェノールは、肝臓を保護する役目も担っています。これに関しては論文も出ており、東京大学大学院農学生命科学研究科のプレスリリースにおいて、「ポリフェノールが、アルコール摂取によって起こりうる脂肪肝を緩和させてくれる」と発表されています。マウスを利用して行われたこの研究は、非常に有用で、また信頼のおけるものだといえるでしょう。

出典;
東京大学大学院農学生命科学研究科「ポリフェノールがアルコール摂取による脂肪肝を緩和させる― 肝臓でのポリフェノールの作用をマウスで明らかに ―」

https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2014/20140310-1.html

さらに、黒豆茶に含まれているアントシアニン系の成分にもうれしい作用を期待することができます。これらは血行促進を促す効果があると考えられています。腎臓の働きを向上させると考えられており、余計な水分を体の外に出してくれるのです。利尿作用が期待できるため、血糖値が高めの人での飲みやすいことでしょう。
ちなみに黒豆茶には、ミネラルも含まれています。そのうちのひとつが「カリウム」なのですが、これも体から不要な水分を排出する効果を持っています。
これらのおかげで、黒豆茶は「むくみ防止」に役立つと期待されています。

なお、「黒豆茶は飲みすぎても問題はないのか?」についてですが、これに関しては「基本的には問題はない」と考えられています。黒豆茶は「薬」ではありませんから、「これ以上取り入れると確実にNG!」という明確な基準はありません。
ただ、大豆イソフラボンの1日の摂取限度量は75グラムであるという指標も出されています。黒豆茶の原材料となる黒豆もダイズに分類されるものであり、当然大豆イソフラボンも含まれています。このため、あまりにも多くの量の黒豆茶を摂取することはおすすめできません。

また、すでに述べた通り、黒豆茶は「薬」ではありません。そのため「黒豆茶を飲んでいれば、どんな生活をしていても脂肪肝が起きない」「黒豆茶の効果だけで、腎機能を維持できる」とはいえません。
すでに病院で治療を受けている人は、黒豆茶飲用の是非をまずは医師に確認するようにしてください。また、「黒豆茶があるから薬を飲まなくても大丈夫!」と考えて断薬することは極めて危険ですから、決して行わないようにしてください。

体に良い影響を与えるといわれている黒豆茶、適量を考えて日常に取り込んでいきたいものですね。

ティーバッグタイプで使いやすい丹波篠山いのうえ黒豆農園の黒豆茶はこちらから
https://www.kuromame.co.jp/i/0727

大容量タイプもあります(ただし、1バッグあたりの値段は変わりません)
https://www.kuromame.co.jp/i/0725-C

「黒豆だけで作ったお茶が初めてなので、口に合うかどうかちょっと不安」という人は、丹波黒と大麦をブレンドした「黒豆麦茶」をどうぞ
https://www.kuromame.co.jp/i/0801

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。