鍋谷萌子
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美しい花が咲き乱れる春は、多くの人の心をウキウキさせてくれるものです。
ただ、花粉症に苦しめられている人にとっては、この季節ななかなかゆううつなものです。
ここでは花粉症のメカニズムを簡単に紹介するとともに、花粉症対策として有用な「ポリフェノール」について解説していきます。
多くの人が悩まされている「花粉症」、そのメカニズムについて

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画像引用:Pixabay
「花粉症」は非常に厄介なものです。厚生労働省がまとめたページのなかでは、アレルギー協会の調査として、「東北~九州地域の花粉症の有病率はおおよそ17パーセント程度(※著しく有病率が低かった沖縄は除く)」という数字を発表しています。6人に1人くらいが、花粉症に悩まされているわけです。
私たちの体は、免疫機能によって守られています。免疫機能があるおかげで、さまざまな敵から体を守ることができているのです。しかしごく一般的な花粉などに対しても、「これは敵である!」と考えて免疫機能が反応して、それを追い出そうとすることがあります。これによって、くしゃみや鼻水などが出ます。
さらに一度このような仕組みができあがってしまうと、再度花粉が入ってきたときも同じように反応するようになってしまいます。
この結果として、「花粉症」が引き起こされます。
花粉症の症状としては、だれもが知る「くしゃみ、鼻水」などが挙げられます。また目が異常にかゆくなってしまったり、皮ふにかゆみが生じたり、喉が乾いたりするケースもみられます。
花粉症への対策としては、対処療法に分類される点鼻・点眼薬の利用や、鼻の粘膜を焼いたりする方法が挙げられます。また、「減感作療法(花粉から抽出した液を少しずつ摂取することで、花粉に慣れていく方法)」が選ばれることもあります。
「花粉症に苦しむ人が100人いるとして、その100人が二度と花粉症に苦しめられなくて済む方法」はまだ生み出されていませんが、それでも、多くの人が苦しむ疾患ということもあり、対処療法が根付きつつあるのは事実です。
出典:厚生労働省「はじめに~花粉症の疫学と治療そしてセルフケア~」
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/ookubo.html
ポリフェノールを取ろう! 自分でできる対処方法

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上でも挙げたように、花粉症の対策には医療機関の助けを借りることが推奨されています。しかし自分でできる対策も多くあります。花粉のつきにくい服を着たり、マスクをつけたりするのはその代表例といえるでしょう。
また、「食事」に注目するのも有用です。「〇〇という食材や栄養素をとれば、花粉症を根治できる」とはいえませんが、摂取する食材や栄養素を工夫することで、花粉症の症状を緩和することはできるとされています。
花粉症対策に使える栄養素として、「ポリフェノール」が挙げられます。ポリフェノールはチョコレートやワインなどによく含まれている成分なのですが、これは抗酸化作用や抗炎症作用を持っていると考えられています。
活性酸素は、不快なストレスなどが溜まると生じやすくなる物質です。体の中に活性酸素が多くなりすぎると、多くの部位にかゆみなどが生じやすくなります。またこのかゆみなどの不快な症状によってストレスが溜まりさらに活性酸素が作り出されることになりますが、ポリフェノールは、このような活性酸素に抗う力を持っています。
また、花粉症の症状が出ている状態のときには、鼻の粘膜が腫れあがり炎症を起こしていることがよくあります。このような「炎症」に立ち向かえる効果のあるポリフェノールは、花粉症に悩む人にとって心強い味方となるでしょう。加えて、ポリフェノールには、花粉症の症状の原因となるロイコトリエンヒスタミン(炎症成分のうちの一種)の出されるのを防ぐ効果もあるとされています。
「ポリフェノールはチョコレートやワインによく含まれている」とされましたが、ほかにも、お茶や黒豆にも含まれています。黒豆に含まれているポリフェノールは、特に「黒大豆ポリフェノール」と呼ばれています。黒豆の美しくつややかな黒色は、この「黒大豆ポリフェノール」によるものです。健康のためにも黒豆(黒大豆ポリフェノール)をとることが望ましいとされているのは、このような健康維持効果が期待されるからです。
黒大豆ポリフェノールは、黒豆を使った製品からよく摂取できます。黒豆煮などはその代表例でしょう。ただここでは、「黒豆を使ったお茶」を紹介したいと思います。黒豆を原料としたお茶で、毎日・毎食の食卓に取り入れることができるものです。飲み物は毎食必ずとることになりますが、その飲み物にこの「黒大豆ポリフェノールが含まれるお茶」に切り替えるだけで、つらい花粉症の症状を軽減できる可能性があるわけです。
丹波篠山いのうえ黒豆農園でも、黒豆を使った飲み物を多数提案しています。
「最初なのでとりあえず試してみたい」という人は、10グラム×10包のこちらをどうぞ
▶https://www.kuromame.co.jp/i/0725
「日常的に飲みたい」という人には、10グラム×10包×20袋入りのこちらがおすすめです
▶https://www.kuromame.co.jp/i/0725-C
参考:
https://brand.taisho.co.jp/allerlab/articles/031/
https://www.asuka-p.co.jp/medicine/archive201101-2.html
https://www.kyowakirin.co.jp/kahun/about/mechanism.html
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