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どらまめとは?千葉県が誇る最高級枝豆の秘密と旬の時期を徹底解説

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。

日本には数多くの豆類が存在します。そしてその豆類の食べ方・種類のひとつとして、「枝豆」もあります。

ここでは、そのような豆類のなかから「どらまめ」を取り上げて、その特性や旬の時期、食べ方について紹介していきます。

どらまめとは?普通の枝豆や黒豆と何が違うのか

どらまめは、千葉県栄町で育てられている丹波黒豆種のうちの一種であり、黒大豆枝豆のうちのひとつです。ただこれだけではかなり分かりにくいので、詳しく説明していきましょう。

もともと、丹波黒豆(「丹波黒」などの名前でも呼ばれる)は、兵庫県で育てられていた黒豆です。身が大きく、甘味が強く、香り高いということで、時の権力者のお気に入りの品でもあり、高級な黒豆として古くから愛されてきました。

しかしこの丹波黒豆はその人気の高さから、兵庫県以外でも育てられるようになりました。そのため、「丹波」という名前を冠しているにも関わらず、京都や千葉、さらには中国などの海外でも育てられるようになったのです。

また、「黒豆」と聞いたとき、多くの人はお正月に出される「黒豆煮」を想像することと思われます。完熟した黒豆をしっかりと煮含めたこれはたしかにおいしいのですが、実は黒豆は完熟する前に摘み取られることもあります。そのようにして摘み取られた黒豆は、特に「黒大豆枝豆」「黒豆枝豆」と呼ばれています。

つまり、冒頭の「どらまめは、千葉県栄町で育てられている丹波黒豆のうちの一種であり、黒大豆枝豆のうちのひとつである」は、「どらまめは、千葉県栄町で育てられている、おいしい丹波黒豆を未成熟の段階で摘み取った枝豆である」ということになります。

どらまめを最も美味しく食べられる旬の時期

丹波黒豆の枝豆は、収穫できる期間が極めて限られています。解禁日が定められていて、一定期間が過ぎれば販売も終了します。また食べるためには、翌年を待たなければなりません。

年によって多少異なりますが、例年、黒豆枝豆は10月上旬~10月中旬、長くても11月上旬までしか販売されていません。ちなみに栄町では、「どらまめのオーナー制度」をとっていて、1区画8000円で販売されています。これは、農業をしている人が一部の畑・一区画をオーナーに貸し出し、収穫を楽しんでもらうという制度です(事前登録が必要、詳しい情報については各サイトをご覧ください)。

どらまめはその人気の高さから、ふるさと納税の対象商品としても取り扱われてきました。また、該当の時期に千葉県の栄町に行くと、スーパーなどでどらまめを手に入れることも可能です。

ただ、スーパーなどで販売されているどらまめは、用意している量がすべて売り切れてしまえば終了です。そのため、近隣の人や、千葉県に旅行に行きがてらどらまめがあったら買おうと思っている人は別として、それ以外の人が確実に手に入れようとするのであれば、通販で注文して、発送を待つのがよいでしょう。店によって多少価格に違いはありますが、おおむね1キロで1600円前後で販売されています。

また、通販の場合も、一年を通して販売されているのではなく、期間および量が終わってしまえば通販の受付も終了してしまいます。

「旬の時期に、必ずどらまめを食べたい」と考えている人は、8月あたりからこまめに情報をチェックしておくとよいでしょう。

どらまめの選び方と、美味しさを引き出す基本の茹で方

最後に、どらまめの食べ方について見ていきましょう。

どらまめも、分類としては「枝豆」です。そのため、一般的な枝豆と同じように、塩ゆでにして食べる食べ方が基本となります。パッケージに茹で方が書いてあることが多いので、その通りにすれば間違いがないでしょう。

例として、以下のような手順があります。

  • 1. 1.5リットルの水を沸騰させる
  • 2. 15グラムの塩を1の中に入れる
  • 3. さっと水洗いしたどらまめを入れて、8分程度茹でる
  • 4. ザルにあけてできあがり! お好みで塩を振る

また、どらまめを使って和菓子などを作ることもできます。たとえばパウンドケーキなどは、自宅でも比較的作りやすいものでしょう。

どらまめを使った炊き込みご飯やチリコンカン、オリーブオイル炒めなどを作ってみるのも楽しいかもしれません。上質で香り高いどらまめは、加工されてもその味わいや香りがほかの食材に紛れることがなく、しっかりと主張してくれます。

丹波篠山いのうえ黒豆農園では、どらまめのルーツとなった丹波黒を使った商品を多く展開しています。たとえば、上でも挙げた、丹波黒豆の黒豆ケーキなども取り扱いがあります▶https://www.kuromame.co.jp/i/1203

なお、丹波篠山いのうえ黒豆農園でも「黒豆枝豆」を期間限定で販売しています。これはどらまめと同じく、年に1回、10月に販売を開始する、特別な商品です。限られた季節にしか食べられない、特別で味わい深く、「いつもの黒豆」とは風味も異なる黒豆枝豆も、機会があればぜひ味わってみてください(2026年3月24日現在は、まだ2026年の黒豆枝豆の案内のページはございません。販売可能・予約可能時期になりましたら、また公開いたします)。

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。