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ダイエットには黒豆茶! おすすめの理由は「サポニン」にあった? 大豆ポリフェノールの効果は?

ダイエットには黒豆茶! おすすめの理由は「サポニン」にあった? 大豆ポリフェノールの効果は?

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。

「ダイエットにはサポニンが効果的」

「大豆ポリフェノールが体に良い」

という言葉は、一度は耳にしたことがあるかと思われます。

これはいったいどのような理由と根拠に基づくものなのでしょうか?

サポニンがダイエットに効果的な理由とは

https://pixabay.com/ja/

画像引用:Pixabay

黒豆茶のなかには、「サポニン」と呼ばれる成分が含まれています。これは大豆製品に非常によくみられるもので、ダイエットをサポートしてくれる成分であるとして知られています。

サポニンは、人の体にさまざまな有用な効果をもたらします。サポニンの働きを受けることで、排泄物である便は柔らかくなり、体外に排出されやすくなります。また、脂肪が小腸から吸収されることを抑制することができます。

さらに、サポニンは「コレステロールと中性脂肪」にもかかわってきます。「高血糖・高血圧・高コレステロール」は非常に危険なものとしてしられていますが、サポニンはこのなかの「高コレステロール」を下げることに役立ちます。血中に存在するコレステロールなどの脂質を洗い流すとされているのです。

加えて、サポニンには肝機能を良くする効果が見込めます。怖い症状である「脂肪肝(肝臓に脂肪がつくこと。アルコールの飲みすぎなどによって引き起こされることが多い。肝硬変や肝臓がんの原因となる)」を予防する効果もあります。

また、サポニンには「抗酸化作用」があります。

さまざまな学説がありますが、人の体は酸化することによって老化が進むとされています。サポニンはこの「酸化」に抗うことで、人の体をいつまでも若々しい状態にキープできるようにサポートしてくれるわけです。

さらに、サポニンには、免疫力をアップさせる効果があるとされています。私たちの体には、有害なものを取り除こうとする機能がありますが、サポニンはこの機能を活性化させる効果があるとされているのです。このため、サポニンを摂取することによって、この季節につきものの「インフルエンザ」「風邪」を予防することができるとされています。

これらの有益な効果を持つサポニンが黒豆茶に含まれているため、黒豆茶は健康によい飲み物だと考えられています。

もっとも、「サポニンが入っているから、暴飲暴食をしても黒豆茶を飲んでいれば問題ない」「黒豆茶を毎日飲めば、1か月で5キロは落ちる」というようなものではありません。あくまで、黒豆茶は「ダイエットのサポート役」としてとらえておいてください。

大豆ポリフェノールによる健康効果も期待したい!

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画像引用:Pixabay

黒豆大豆茶には、「大豆ポリフェノール」も含まれています。「大豆ポリフェノール」は、「ポリフェノール」の一種です。

ポリフェノールとは、植物が生きるための光合成を行う際に生じる物質を指す言葉です。日本においてこの単語が用いられる場合は、「人間にとって有用な働きをするもの」というカテゴリーで使われることが多いかと思われます。

「ポリフェノール」には、数多くの種類があります。赤ワインやコーヒー、チョコレート、緑茶など、さまざまなものに含まれています。もちろん、黒豆大豆茶にも含まれています。

黒豆大豆茶(を代表とする大豆製品)に含まれているポリフェノールのなかで、もっとも有名なのは、「イソフラボン」でしょう。

イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと似たかたちをとり、それと似た働きである「エストロゲン様作用」を示す物質です。

またイソフロボンは「体の中のエストロゲンの分量が足りなければエストロゲンに似た働きをしてエストロゲンを補い、エストロゲンが過剰に分泌されていればエストロゲンの分泌量を抑える」という効果を持っています。

エストロゲンは女性らしい体つきを作るのに役立つ物質です。また、エストロゲンの量が少なくなると骨粗しょう症などの症状が起きる可能性も高くなります。

しかし同時に、「エストロゲンは多く出れば出るほど良い」というものではありません。エストロゲンが過剰分泌が行われると乳がんなどを引き起こすものとしても知られています。イソフラボンはこのエストロゲン量を調整する効果を期待することができるのです。

このように、大豆ポリフェノール(イソフラボン)は、あるときはエストロゲンのサポーターとして、あるときはエストロゲンの抑制係として働きます。

ポリフェノールもまた、サポニンと同様、「これだけを摂取していれば病気にならない」「これだけを飲んでいれば女性らしい体が作れる」というものではありません。病気や体つきは、生活習慣や遺伝、もっといえば「運」も絡んでくるものだからです。当然、薬での治療を指導されているのであれば、それに従う必要があります。

ただそれでも、大豆ポリフェノール(イソフラボン)やサポニンは、私たちの、健康的で健やかな生活を保つために尽力してくれるものだといえるでしょう。

出典

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO10981250S6A221C1000000/

女性にやさしい黒豆茶 アンチエイジングと冷えに効果

http://tounyu.jp/about/component.html

豆乳の栄養成分|日本豆乳協会

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/saponin.html

サポニンと効果と摂取量

http://www.touei.or.jp/medknowledge_fattyliver.htm

脂肪肝

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。