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黒豆で認知症予防ができる? 新陳代謝に不可欠な「レシチン」とは?

黒豆で認知症予防ができる? 新陳代謝に不可欠な「レシチン」とは?

黒豆にはさまざまな栄養素が含まれています。そのなかには、「レシチン」と呼ばれるものもあります。このレシチンは、脳に存在する神経組織と密接な関係があるものとして近年注目を浴びています。また、レシチンは黒豆に含まれる物質でもあります。

今回はこの「レシチン」について取り上げていきます。

レシチンは判断力や記録力に関係するといわれている成分です

レシチンは判断力や記録力に関係するといわれている成分です

https://pixabay.com/ja/

画像引用:Pixabay

「レシチン」とは、さまざまな食べ物に含まれている成分です。

私たちの体には、油に溶ける特性を持つ「脂溶性成分」と水に溶ける特性を持つ「水溶性成分」の2つの成分が存在しています。この2つの間に存在し、この2つを取り持つのが「レシチン」です。レシチンがあるおかげで、人間の体は、脂肪とたんぱく質を結び付けることができるのです。

人間にとって非常に重要な働きを持っているこのレシチンには、さまざまな効果が見込まれています。コレステロールを下げたり、肌を美しい状態に保ったりするなどの効果です。

また、レシチンが注目を浴びているもっとも大きな理由は、「レシチンには、脳に存在する神経細胞を元気にする働きがあること」でしょう。レシチンの働きによって、自律神経が整ったり、不眠症が解消されたり、精力の衰えを防いだりすることができるとされています。

さらに、レシチンの働きによって、脳細胞が元気になると考えられています。これによって老化を遅らせることができると考える人もいます。

レシチンには数多くの成分が含まれていますが、そのなかでも、「コリン」は重要だとされています。

年齢を重ねたことで患うリスクが増える老人性の認知症は、その原因のひとつとして、アセチルコリンの不足があるとされています。アセチルコリンは、名前からもわかる通り、コリンと深い関係にあるものです。コリンが、「アセチル基」と呼ばれるものと結合してこの「アセチルコリン」になるからです。

このようなことから、レシチン(に含まれるコリン)を摂取することで認知症が予防できるのではないかと考えられているのです。

レシチンはさまざまな食品に含まれています。比較的有名なのが「卵」に存在するものですが、大豆にも、「大豆レシチン」というかたちで存在します。そして、大豆を由来とする食べ物である「黒豆」にも、当然この大豆レシチンが存在することになります。

「レシチンをとりさえすれば認知症が防げる」と考えるのは誤りです

「レシチンをとりさえすれば認知症が防げる」と考えるのは誤りです

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ただ、「レシチンが含まれている食品をとれば、絶対に認知症にならない」「レシチンが含まれている食品をとることで、認知症が改善する」とまでは言いきれません。

たしかに、レシチンに含まれているコリンは、神経伝達物質(アセチルコリン)をかたちづくる要素のひとつです。このため、「レシチン(コリン)を摂取すれば、神経伝達物質の働きが良くなり、認知症を予防・改善できる」と考えてしまう人がいるのは無理からぬことでしょう。

しかし認知症の原因は、「レシチン(コリン)が足りないから起こるのだ」と言い切ることはできません。脳の働きや構造は、「レシチン(コリン)の不足で認知症を起こす」と言い切るには、あまりに複雑だからです。

レシチン(コリン)と認知症の関係に関しては、多くの研究者が注目しており、研究も進んでいます。実際、1件の研究においては、レシチン(コリン)の摂取によって良い効果が出たとされていますが、大規模な研究では「レシチン(コリン)の摂取によって、状況が改善した」という研究結果は得られていません。

そのため現状では、「レシチン(コリン)が含まれた食べ物をとれば、認知症にならない」「レシチン(コリン)が含まれた食べ物をとれば、認知症が改善される」とまではいえないのが現状です。実際、「認知症予防・改善を目的として、レシチン(コリン)の含まれた健康食品(サプリメントなど)をとる必要性は、基本的にはない」という見解が示されています。

ただ、これはあくまで、「認知症予防・改善を主な目的として、健康食品をとること」についての話です。

黒豆はレシチン(コリン)以外にも数多くの栄養を含んでいます。また、上の話はあくまで「レシチン(コリン)をとることによって、改善・予防ができると考えること」は否定していますが、レシチン(コリン)をとってはいけないと言っているわけではありません。また、有用性が完全に否定されたとまではいえません。レシチンは大量に摂取すると嘔吐などの副作用があることもありますが、黒豆に含まれる程度のレシチンならば、このような副作用が起きる危険性もほとんどありません。

「黒豆を食べていれば、認知症は起こらない」「黒豆を食べていれば、認知症は治る」とまではたしかにいえません。しかしレシチン(コリン)と神経物質には関わりがあることはたしかです。また、黒豆は副作用のない食べ物ですから、栄養補給の意味でこれを食べていくことは決してマイナスにはならないでしょう。

https://www.cochrane.org/ja/CD001015/DEMENTIA_ren-zhi-zheng-zhi-liao-niokeruresitinnoyi-wasiixiao-guo

https://www.shichida.co.jp/store/life/lecithin/

https://www.jomo-news.co.jp/kenko/koumoku/9902mon.htm

https://www.nipro.co.jp/sukoyakanet/45/

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。