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黒豆で健康維持はできる?こんな人に続けてほしい!

黒豆で健康維持はできる?こんな人に続けてほしい!

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。

「黒豆が健康維持に効果的である」という言葉は、多くの人が耳にしたことがあるのではないでしょうか。
実際に、黒豆が健康維持に対して効果的だとする意見は非常に多く聞かれます。今回は、特に40代~50代の女性に向けて、「黒豆のもたらす健康維持効果」について解説していきます。

黒豆の煮汁の継続摂取で血圧が下がるというデータも

黒豆の煮汁の継続摂取で血圧が下がるというデータも

https://pixabay.com/ja/
画像引用:Pixabay

兵庫県のノザキクリニックにおいてとられた研究で、「黒豆の煮汁を飲み続けることで血圧が下がった」という研究結果が得られました。
2週間程度にわたって黒豆の煮汁を飲み続けた高血圧患者様は、全員、「黒豆の煮汁を飲む前に比べて、黒豆の煮汁を飲んだ後の方が血圧が大幅に下がった」という研究結果が得られたのです。人によっては、最大血圧が100近く下がった人すらいます。
またこのデータでは、最大血圧だけでなく、最低血圧も下がったとされています。
なお、このデータの考察として、「黒豆本体よりも、黒豆の煮汁を飲んだ方が良い。なぜなら煮汁は黒豆に比べて、吸収速度が速いから」としています。

また、黒豆には動脈硬化を予防する効果も期待されています。黒豆に含まれているアントシアニンが、動脈硬化の抑制のために働くのです。またこのアントシアニンには強い抗酸化作用があります。さらに黒豆にはサポニンなどが含まれているのですが、これらはいずれも「血液」に対してアプローチできる成分です。コレステロールの上昇を抑制し、動脈硬化になるリスクを下げてくれると指摘されています。

高血圧や高コレステロールと並んで悩みの種になるのが、「糖尿病」です。この悩ましい糖尿病に対しても、黒豆は効果的に働きかけます。
黒豆に含まれているアントシアニンは動脈硬化を予防するだけでなく、糖の代謝に必要不可欠な働きをみせるインスリンの働きを正しいものにしてくれるという効果があります。

黒豆はこのような「健康維持効果」がよく注目される食べ物ではありますが、健康と美容は表裏一体です。当然黒豆も「健康にだけ良い食べ物」ではなく、美容にも良い食べ物だといえます。上記で述べた「抗酸化作用」は、美肌を保つためにも重要な働きです。
さらに、黒豆は「美白」を志す人にもおすすめの食品です。黒豆の中の成分が、メラニンの生成を抑制するからです。

40~50代の女性のなかには、更年期障害に悩まされる人も多いかと思われます。閉経などからくるホルモンバランスの乱れによる不調は、だれでも多かれ少なかれ味わうものです。
しかし黒豆は「大豆」であるため、大量のイソフラボンを有しています。このイソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きを持つもので、減ってしまったエストロゲンのサポートを行うことができる成分でもあります。
なお、骨粗しょう症はエストロゲンの分泌量が減ることでも引き起こされるため、黒豆の摂取は骨粗しょう症の予防にも役立つといえるでしょう。

このように、黒豆には
・高血圧
・動脈硬化や高コレステロールの予防
・糖尿病に対抗する力
・更年期対策
・美肌
・骨粗しょう症対策

を目指す人にとって非常に有効なものだといえます。

出典:有限会社松井食品「黒大豆煮汁の薬理効果」

https://www.matsui-food.co.jp/page05b.html

「黒豆だけをとっておけばOK」は間違いです

「黒豆だけをとっておけばOK」は間違いです

https://pixabay.com/ja/
画像引用:Pixabay

ただ、いくら黒豆が健康維持に効果的だといっても、「黒豆だけをとっていれば健康維持はできる」と考えるのは間違いです。

たとえばすでに述べた「黒豆の煮汁を飲んだ人全員において、血圧値の改善がみられた」というデータの被験者は、わずか19人にすぎません。

糖尿病や高コレステロールなどは、(一型糖尿病などを除き)生活習慣が大きく関わってくるものです。そのため「黒豆を食べさえすれば治る」というものではなく、生活全体の見直しが必要です。また、すでに服薬治療が始まっている人は、必ず医師の指導に従ってください。

さらに、大豆イソフラボンはたしかにエストロゲンに似た構造は持つものの、その働きはエストロゲンほど顕著なものではありません、このため、大豆イソフラボンがエストロゲンの「完全なる代替品」になることはありません。

メラニン色素の発生を抑制する効果を持つ黒豆ではありますが、「黒豆だけを食べていれば日焼けしない」とは言えません。日焼け止めや日傘の使用が求められます。

ただ、黒豆は基本的には体にとって有益なものであり、上記を逸した量を摂取しない限りは非常に安全なものです。そのため、日々の生活のなかでも積極的にとっていきたい食べ物ではあります。

黒豆と健康の関係を考えると、「たしかに『黒豆を食べていさえすれば健康維持ができる』と考えるのは間違いだが、黒豆が健康に良い食べ物であることは間違いがない。そのため、黒豆を積極的に取り入れていくのが望ましい」という結論になるでしょう。

丹波篠山いのうえ黒豆農園では、健康によい黒豆を販売しています。
届いたらすぐに食卓に出せる便利な煮豆はこちらからどうぞ
https://www.kuromame.co.jp/ic/food

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。