鍋谷萌子
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丹波黒豆は黒豆の王様といっても良い存在ですが、今回はそのなかから特に「新豆」を取り上げます。
「そもそも、新豆とは何か」「新豆全体に共通する特徴とは?」などを解説したのちに、「丹波黒豆を使った定番レシピ」について解説していきます。
「新豆」とは、その年に取れた豆のことをいう

https://pixabay.com/ja/
画像引用:Pixabay
普段私たちは、豆を購入するときには「その豆が、いつ収穫されたものか」はあまり気にしないことが多いといえます。丹波黒豆枝豆のように「その時期しか味わえないもの」などに関しては収穫した時期を気にすることもありますが、袋などに入って販売されている豆については意識することはほとんどないかと思われます。
なぜなら、丹波黒豆に限らず「豆」は、非常に長い間保管できるものだからです。乾燥した豆は2年程度経ってもまた食べられますし、場合によっては3年ほども日持ちすることもあります。このため、「新しい豆」を探し求める必要性が薄いのです。
しかし、たまにはこのような「乾燥した豆(古豆)」ではなく、「新豆」に注目してみることをおすすめします。
新豆とは、「その年にとれた豆」を指します。次の豆が出回るまでは、「丹波黒豆の新豆」などのような呼ばれ方をします。たとえば2022年の1月にとられた豆は、2023年の1月の収穫までは「新豆」と呼ばれるということです(※豆の収穫時期は1月ではありませんが、ここではわかりやすいように「1月」としています)。
完走させた豆も非常においしいものですが、とれたばかりの新豆も非常においしいものです。
味覚には個人差はありますが、丹波黒豆の新豆は丹波黒豆らしい強い香りを持つといわれています。また、食感が柔らかいのも特徴で、古豆に比べて早く炊き上がるといわれています。同じ料理を作る場合も、新豆は古豆の半分くらいの時間で仕上がるとしている人もいます。味わいも穏やかで、優しい印象に仕上がるでしょう。
対して古豆の方はしっかりとした芯があり、はっきりとした輪郭を持つ味わいに仕上がるのが特徴です。時間はかかるものの、豆がはじけてしまうリスクも少なく、きれいな状態に仕上げやすいと考えられています。
なお、丹波黒豆はその実の大きさと美しい艶が魅力ですが、この「大きさ」「艶」に関しては、新豆も古豆もあまり変化がないようです。新豆であっても古豆であっても、丹波黒豆らしさは健在ということでしょう。
丹波黒豆の料理の作り方

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「新豆は、古豆に比べて早く炊き上がること」は上記で解説した通りです。ただ、基本のつくり方は変わりません。
黒豆と同等程度の砂糖を用意し、わずかなしょうゆを加えて、丁寧に炊き上げていきます。現在は時短のレシピも数多く出ていますが、水を吸わせる過程や煮る過程、味をしみこませる過程、それぞれしっかり時間を確保して丁寧に処理をしていく方が結果的においしい黒豆に仕上がります。時間に余裕を見たいのであれば、完成させたい日の2日前から作り始めた方がよいでしょう。つまり、3日間をかけて丁寧に調理していくのです。
なお、かつては黒豆を炊くときには「錆びたクギ」を入れていました。ただ、加工技術が上がった現在においては、皮肉なことにこの「錆びたクギ」が手に入らなくなりました。そのため、これを使って炊き上げようとするのは現実的ではありません。手に入らないのであれば、さびたクギは使わなくてもよいでしょう。
さらに、丹波黒豆はこのように「定番の料理」に使うだけでなく、ほかの料理の「材料」としても使えます。たとえば、丹波黒豆の生豆に砂糖と黒糖、それから塩をあわせれば「黒豆ぜんざい」になります。
丹波黒豆はカレーとも非常に相性の良い食材です。数多くのスパイスと鶏肉、タマネギやオリーブオイル、ヨーグルトと生クリーム、それからトマト缶と丹波黒豆をあわせて作る「【南インド風】黒豆カレー」などは非常に本格的で、「いつものカレー」とまったく違ったものに仕上がります。
また、卵やシイタケ、ネギやだし汁と合わせて茶わん蒸しを作ることもできます。ゴマ油を使えば、中華風の茶わん蒸しに仕上げられるのも面白いものです。
※丹波篠山いのうえ黒豆農園では、黒豆を使ったレシピを数多く紹介しています。丹波篠山いのうえ黒豆農園のレシピページはこちらからどうぞ。
丹波黒豆は、非常に優れた味わいを持ちます。そのため、新豆も古豆も、等しく昔から愛されてきました。丹波黒豆の持つ味わいは時に権力者をも魅了し、現在に生きる人々の舌も変わらず楽しませてくれています。
上記で紹介した「【南インド風】黒豆カレー」に使われていた「丹波黒豆煮(330g)1パック」はこちらからご購入いただけます。そのまま食べてもおいしく、今回のように料理に使ってもおいしい一品です
▶https://www.kuromame.co.jp/i/0603
また、丹波篠山いのうえ黒豆農園の「【南インド風】黒豆カレー」のページはこちらから直接飛べます
▶https://www.kuromame.co.jp/i/174
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