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卒寿のお祝いに絶対贈りたい食べ物ギフトとは?

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。

古今東西、さまざまなところで、「長寿をお祝いする」という価値観がありました。大切な人が長く生きていることを祝い、またその人のさらなる長生きを願うと同時に自分たちもそうありたい……という祈りを込めて、このような「長寿のお祝い」がなされてきたのだと考えられます。

今回はその長寿のお祝いのなかから「卒寿」を取り上げて、「卒寿とは何か」「卒寿に贈るべきギフトとは?」「卒寿のときに飲食物を贈るのであれば、何がいいのか」について解説していきます。

卒寿とは、90歳のお祝いのことをいいます

https://pixabay.com/ja/

今回取り上げる「卒寿」は、長寿のお祝いのうちのひとつです。

卒寿は、90歳になったことのお祝いですが、その由来は「卒」という文字の略字から来ています。

「卒寿」の「卒」の文字は、略字で「卆」と書きます。この「卆」を分解すると、漢数字の「九」と「十」に見えることから、卒寿のお祝い=90歳のお祝い、とされるようになりました。卒寿に限らず、長寿のお祝いは多くが、この「漢字(※楷書や略字を含む)を分解したときに、該当する数字に見えるから」ということでその名前がつけられています。

ちなみに、卒寿は90歳をお祝いすることをいいますが、この「90歳」は満年齢(誕生日を迎えたら1つ年を取る数え方)で計算する場合と、数え年(お正月が来る度に一律で1歳年を取る考え方。昔はこれが使われていた)で計算する場合があります。現在は満年齢で計算するのが一般的ですが、数え年で計算しても間違いではありません。ご家族とご本人にとって良い方を選びましょう。なおいこれもまた、ほかの長寿のお祝いと共通する点です。

昔人の寿命は今よりもずっと短く、中国の詩人である杜甫もまた、「人生七十古来稀なり(=70歳まで生きる人間は稀である、の意味。70歳の長寿を祝う『古稀』はここから来ている)」と謳っていました。その時代においては、卒寿とは奇跡的なほどの長生きだったといえるでしょう。

平均寿命が非常に長い日本においても、令和3年にとられたデータで「男性の平均寿命は81.47歳、女性の平均寿命は87.57歳」とされています。つまり、男女両方とも、90歳に到達していません。

昔はもちろん、現在でも多くの人が迎えることなく終わっている「卒寿」ですから、きちんとお祝いしたいものですね。

出典:厚生労働省「令和3年簡易生命表の概況」

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life21/index.html

卒寿のお祝いのときに使うカラーは「紫」もしくは「白」、贈り物は体調と相談

https://pixabay.com/ja/

さて、長寿のお祝いにはすべて、「テーマカラー」があります。もっとも有名なのは還暦の「赤色」および「赤いちゃんちゃんこ(現在はセーターなどを贈る場合もあり)」ですが、卒寿の場合は「紫色」もしくは「白色」です。

紫色は、上でも述べた古稀や喜寿を表す色です。なお、それに続く80歳と88歳は黄色をテーマカラーとすることが多いといえます。

卒寿で紫色が使われるのは、古稀や喜寿と同様、紫が「高貴な色である」とされていたことに由来します。また「白」は、「『百』から『一』を引いた、『99歳』のお祝いが白寿と呼ばれるところから来ているのだと思われます。99歳のお祝いのテーマカラーが文字通り白色であるので、同じ90歳代でかつ白寿の1つ前のお祝いである卒寿もまた、「白」がテーマカラーとされたのだと考えられます。

このような拝啓があるため、卒寿のお祝いには紫色や白色を使ったプレゼントを贈ると喜ばれるでしょう。また、紫色や白色の花を渡すのも喜ばれます。

「祝い事のときに贈るプレゼント」の代表例として、「飲食物」が挙げられます。これは長寿のお祝いであっても例外ではありません。飲食物は食べてしまえば終わるキエモノであるため、相手の負担にならないからです。また、普段の日常生活では買うことをためらうような「ちょっといいもの」や、その人の好物、あるいは縁起の良い選択肢を選べばさらに喜ばれるでしょう。

そしてこの「ちゅっといいもの」と「縁起の良いもの」の代表例として、「黒豆」が挙げられます。黒豆は、「まめに生きられる」などのような意味を持つもので、おせちにも入れられる縁起の良い食べ物の代表格です。また、そのなかでも黒豆を使ったそうめんは、「これからもご縁が長く続きますように」「これからもあなたの寿命が長いものであるように」という願いも込めることができるものです。

ただ、卒寿ともなると、「飲み物はまだ飲めるが、食べ物に制限がかかっている」という場合もあるでしょう。そのような場合は、飲み物ではなく、お茶を贈った方がよいかもしれません。

また実際にお渡しする前に、同居しているご家族などに、現在の食事の状況についても確認しておきましょう。

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。